サッカー日本代表は7日、ホームズスタジアム神戸でキリンチャレンジカップ2011のベトナム戦に臨み、1?0で辛勝した。李忠成が前半24分に決勝点を挙げた。
本田圭佑、内田、清武とけが人が続出する中で、ワールドカップ予選のタジキスタン戦の前に、遠藤など書力は休ませて、新メンバーのテストもしたかったのだろうが、何とも燃えない試合だった。前半は藤本、後半は原口元気の動きが目立ち、李忠成の久々のゴールも見られたものの、どうもピリッとしない。中村憲剛や阿部も久しぶりの出場だが、もうひとつ。ハーフナー・マイクがまさに交代出場というところで、槙野のケガのために出場できなかったのもかわいそうだった。
テレビでは、解説のセルジオ越後さんの辛口がヒートアップしていたが、今回ばかりはそれもわかる試合だった。やっぱり本田圭佑がトップ下にいて、遠藤が中盤をコントロールしないと、締まらないチームなのかなあ。先制点をとったところで終わってしまったような、どうもメリハリのない試合だった。ワールドカップ予選に備えた調整というより、ベトナムの奮闘ぶりが目立った試合だった。
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