ウィリアム王子がフォークランドに。英国はアルゼンチンに喧嘩を売っている?

英空軍ヘリコプター部隊のパイロットで王位継承権第2位のウィリアム王子(29)が2日、海上救難訓練任務のため南大西洋の英領フォークランド諸島(アルゼンチン名・マルビナス諸島)に到着し、同島の領有を主張するアルゼンチンが反発して両国間の緊張が高まっている。

 フォークランド紛争が勃発したのは1982年。今から30年近く前。フォークランド諸島に上陸したアルゼンチン軍が降服したのが1982年6月14日。ウィリアム王子の誕生は同じ82年の6月21日。何だか因縁があるなあ。しかし、アルゼンチンがフォークランドの英国領有に反発を強めている中で、王子を送り込む。何だか喧嘩を売っているような感じもする。英国はイランとも対決姿勢を強めているし、二正面作戦になってしまわないのだろうか。それに耐える国力はないだろうし...。
 しかし、世界は、ホルムズ海峡といい、フォークランド諸島といい、何だか、きな臭いところが増えている。

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