欧州サッカーを襲う健康問題。バルセロナのアビダルは肝臓移植。ボルトンのムアンバは試合中に心肺停止

18日のリーガエスパニョーラ第28節マラガ戦で、レアル・マドリーの選手たちが、試合前にバルセロナDFエリック・アビダルボルトンMFファブリス・ムアンバへのエールを送った。アビダルは昨年、肝臓の腫瘍が見つかって戦列を離脱。シーズン中に復帰を果たしたが、今月15日に再び肝移植手術を受けることになったことが発表されている。一方、17日のFAカップ準々決勝トッテナム戦で試合中に倒れ、病院へ搬送されたムアンバは、今もロンドンチェスト病院の集中治療室での戦いが続いている。

 先週末は欧州サッカーを健康問題が襲った。バルセロナアビダルは肝臓移植のために入院。肝臓腫瘍の治療から復帰して、不動のサイドバックとして復活したかと思ったら、それほど簡単な病でもなかったらしい。好きな選手だけに気になる。そんなニュースがあったところに、今度は宮市が所属するボルトンのムアンバ選手が試合中に倒れ、心肺停止。昨年急逝した松本山雅FC松田直樹選手を思い出す。今も治療が続いており、FAカップの準々決勝トッテナム戦は試合途中で中止(サスペンド)、プレミアリーグの公式戦も延期になるらしい。なぜ、こんことが続くのだろう。サッカー選手の健康問題について考えるときなのだろうか。
★宮市ショック 同僚が試合中に突然倒れ心肺停止 ― スポニチ => http://bit.ly/AoytKF
ボルトンアストン・ヴィラの延期が決定…ムアンバの状態を考慮 - サッカーキング => http://bit.ly/FPzSeM

松田直樹選手追悼号2011年 9/3号 [雑誌]

松田直樹選手追悼号2011年 9/3号 [雑誌]