また外国人社長が去っていった。日本板硝子のネイラー社長兼CEOが辞任

日本板硝子は18日、クレイグ・ネイラー社長兼CEO(最高経営責任者)が取締役会との意見の不一致を理由にきょう付で辞任したと発表した。後任には吉川恵司副社長が昇格した。米国人のネイラー氏は2010年6月の就任後、2年足らずでの退任となった。約6年前に同社が英ガラス大手のピルキントンを買収後、今回で4回目の社長交代となり、同社が目指す「グローバル経営」の難しさを露呈したとも言える。

 日本の会社は米国人や英国人になじまないのだろうか。日本にグローバル経営は向いていないということか。まあ、どの国でも外国人の社長は難しくて、通用するのは米国と欧州の一部の企業ぐらいだろうか。でも、時節柄、外国人社長が辞めると、ついオリンパスのウッドフォード社長を連想してしまうなあ。今度は辞任だから、違うんだろうけど。

ウチの社長は外国人―成功起業家10人のサムライ精神 (祥伝社新書 (005))

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