日本の人口、ほぼ4人に1人が65歳以上の社会になっていく

政府は15日午前の閣議で、2012年版高齢社会白書を決定した。65歳以上の高齢者は11年10月1日現在で、2975万人(前年比50万人増)。総人口に占める割合は23.3%(同0.3ポイント増)となり、過去最高を更新した。60年には高齢化率が39.9%に達し、2.5人に1人が65歳以上になるとしている。

 65歳以上が日本の23.3%。ということは、ほぼ4人に1人が65歳以上。4人に1人が年金をもらう社会になっていく。これまでとは違う発想で世の中を見ないといけないのかも。しばらく前にJRの人が、これまではラッシュ緩和にいかに人を詰め込むか、椅子をなくし、ドアを増やすかという発想で設計してきたが、これからはいかに椅子を増やすかになるというような話をしているのを聞いたことがあるが、同じように流通もサービスも変わっていくんだろうなあ。

超高齢社会の基礎知識 (講談社現代新書)

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