U-23日本代表、最後の強化試合は、大津のゴール一発、メキシコに競り勝つ

ロンドン五輪に出場するサッカー男子U23(23歳以下)日本代表は21日、当地で五輪前最後の強化試合をメキシコと行い、途中出場の大津(ボルシアMG)の決勝ゴールで2−1で競り勝った。日本は26日の五輪1次リーグ初戦・スペイン戦(日本時間午後10時45分開始)が行われるグラスゴーに移動し、最終調整を行う。

 U−23日本代表のロンドン・オリンピック前最後の強化試合、相手がメキシコなので、これは負けかなと思ったら、お見逸れしました。2−1で勝利。この試合、開始早々に日本が先制するが、前半のうちにメキシコに目の覚めるようなミドルシュートを決められ、同点に追いつかれる。このとき、やっぱりダメかあ、と思ったのだが、その後も同点で持ちこたえ、後半に投入された大津とラッキーボーイの杉本が活躍。杉本が落としたボールを、大津がボレーシュート。これが美しい軌道を描いてゴールネットの中に。大津、杉本は頼りになる。運も持っている感じ。何となく、ひ弱な感じがするU−23だが、オーバーエイジで吉田も入り、守備も安定してきているし、サプライズを起こしてくれないだろうか。