アントワーヌとコレット
アントワーヌとコレット・夜霧の恋人たち〔フランソワ・トリュフォー監督傑作選2〕 [DVD]
- 出版社/メーカー: 日本ヘラルド映画(PCH)
- 発売日: 2004/12/15
- メディア: DVD
- クリック: 13回
- この商品を含むブログ (31件) を見る
ドワネルの初恋は不器用な片思いで、瑞々しく、初々しい。女の子に近所に引っ越しまでしてしまうのでは、まだ学生の女性にはうざくて、鬱陶しいだろうなあ。それに一目惚れした女性のコレットよりも、両親に気に入れられてしまう。要するに、お目当ての彼女ではなく、両親に持ててしまうタイプの男の子。そのあたりがおかしく、切ない。コレット役のマリー=フランソワ・ピジェが魅力的。少女というよりも、大人っぽいムードを漂わせる。このあたりは当時のヘアスタイルのせいかもしれないが...。シリーズものとしては、アントワーヌだけでなく、親友のルネ君も出てくるところがうれしい。
で、映画の本筋とは関係ないのだが、アントワーヌはレコード会社(フィリップス)で働いている設定で、LPレコードをつくる場面が出てくる。これってCDしか知らない世代には、何をつくっているのか、わからないだろうなあ。そして、当時のフランスって、こんな手作りでLPを製造していたのかと感心してしまう。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2000/01/19
- メディア: DVD
- クリック: 21回
- この商品を含むブログ (78件) を見る