やっぱりブラジルは強かった。日本代表、0−4で敗北。本当は0−5だったかも

サッカー日本代表は16日、当地でワールドカップ(W杯)優勝5回のブラジル代表と国際親善試合を行い、0−4の大敗を喫した。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が23位で、ブラジルは14位。ブラジルとの対戦成績は日本の2分け7敗となった。

 FIFAランキングでは、14位というが、今の新生ブラジルはもっと強い感じがする。ネイマールはすごいし、カカも復調。オスカルも良い。対フランス戦に比べて、日本が攻める場面も目立ったのだが、フィニッシュが決まらない。一つミスをすると、攻守は一転し、カウンターで危機に陥る。1点ぐらい返せないかと思ったが、果たせなかった。結局、0−4。しかも、審判の判定でボールがラインを割ったとしてノーゴールになったものは、ビデオで見ると、ラインを越えていない。本当は0−5だったなあ。でも、今野が与えたペナルティキックの判定は厳しかったから、要するに0−4ということかな。
 しかし、ブラジルのサッカーは見ていて楽しい。ネイマールのドリブルなど踊るようで、2人がかりでも止められないところがあった。日本側も一度、見てみたかった本田のワントップに香川のトップ下。左右に乾、清武という布陣も見ることができた。点は入らなかったけど。今日の試合、本田が楽しそうにプレイをしていたのが印象的。負けたのは悔しいだろうが、このメンバーのブラジルと戦うことができるのは喜びだろうなあ。実際、試合後のインタビューでも、負けたのは悔しいが、楽しかったというような話をしていた。