国連、パレスチナを「オブザーバー国家」とする決議案を採択

国連総会（１９３カ国）本会議は２９日午後（日本時間３０日午前）、パレスチナの国連での資格を「オブザーバー組織」から「オブザーバー国家」に格上げする決議案を採択した。アラブ諸国のほか日本、フランスなど１３８カ国が賛成した。反対はイスラエルやその同盟国の米国など９カ国、棄権は４１カ国だった。

　パレスチナが「組織」から「国家」に格上げ。オブザーバーということで国連での議決権があるわけではなく、象徴的な意味合いらしいが、それでもパレスチナにとっては一歩前進ということだろうか。日本も、イスラエルとともに反対票を投じる米国に付き合わず、棄権に逃げることもせず、賛成票を入れたのだな。
★UN votes to upgrade Palestinian status - Al Jazeera English => http://aje.me/Tus9dv

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