総選挙、各党トップが書いた本・書かれた本:自民党

 自民党安倍晋三総裁は毀誉褒貶が激しいから、出版物も多い。
 まず安倍氏が書いた本といえば、何と言っても、これでしょう。

美しい国へ (文春新書)

美しい国へ (文春新書)

 前回、2006年に首相になった時のキャッチフレーズ、「美しい国」。今度はあまり使わないのだろうか。尖閣問題もあるし、もうちょっと強面のマッチョなイメージを打ち出したいのだろうか。
 で、安倍氏について書かれた本は山ほどあるが、いずれも2006年〜2007年の首相在任時の前後に書かれたものがほとんど。当時から安倍氏を支持する人、批判する人、双方の本がいろいろと出ている。その後、安倍本は途絶えていたが、最近、出版されたものというと、目立ったのは今年2012年に出版された、こちらだろう。
約束の日 安倍晋三試論

約束の日 安倍晋三試論

 安倍復権待望論のような感じ。
 一方、前回の安倍政権崩壊をレポートした本は、こちらの2冊だろうか。
首相の蹉跌―ポスト小泉 権力の黄昏

首相の蹉跌―ポスト小泉 権力の黄昏

官邸崩壊 (幻冬舎文庫)

官邸崩壊 (幻冬舎文庫)

 このあたりの経験を今はどう認識しているのだろう。体調を崩したため、というだけでは、問題を捉えきれていない気がする。5年前の挫折から、何を学び、どう成長したのか、知りたいところだけど、そのあたりは本人も本にはしていない様子。
安倍晋三 - Wikipedia => http://bit.ly/PCDmGW
★アマゾンで検索すると => amazon:安倍晋三