日本、コスタリカ戦。遠藤、香川、柿谷のゴールで3−1で逆転勝利。

米フロリダ合宿中の日本代表は現地時間2日(日本時間3日)、タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムでコスタリカ代表と対戦し、3-1で逆転勝ちした。前半31分に先制を許したが、後半15分、後半開始から出場のMF遠藤保仁が同点ゴールを決めると、後半35分にFW香川真司が勝ち越しゴールを奪った。後半アディショナルタイムには途中出場のFW柿谷曜一朗がダメ押しゴール。3-1で勝利した日本は6日にも同地でザンビア代表と対戦し、翌7日にW杯が開催されるブラジルへ出発する。

 DVD付 柿谷曜一朗のサッカースーパーテクニックバイブル 香川戦記 (イースト新書) 前半、相変わらず堅守速攻に弱い日本といった感じで、0−1で終わったときはどうなるか、と思ったが、遠藤のゴールで同点、待望の香川のゴールで逆転。さらに柿谷がダメ押しのゴール。香川、柿谷がゴールしたのがうれしい。ふたりの調子は上がってきているし、大久保、岡崎は好調。内田、吉田も怪我は大丈夫そうだし、長友も先日の打撲の影響は低そう。長谷部がベンチ外だったのは心配だが、それ以上の不安は本田。存在感がない。調子が相当、悪いだろうか。目立たないところで貢献しているのかもしれないが、それにしても...。何だかなあ。今の調子だけでいえば、FWは柿谷か大迫に、香川、岡崎、大久保で見てみたい。やっぱり中村憲剛を連れてきたほうが良かったんじゃないか、という気も。
 ボランチは、これまでの遠藤、長谷部に加え、山口、青山が機能する感じで、落ち着いてきた。CBも森重が安定していて、吉田、今野、伊野波とそれなりに厚みがあり、サイドバック酒井高徳が怪我をしているみたいだが、長友、内田、酒井宏樹に加え、今野、伊野波も使えそう。となると、かわいそうだけど、酒井高徳を招集メンバーから外して、中村憲剛を呼ぶ、なんてことはないのだろうか。本田が使えなかった場合の準備は必要ないのだろうか。FW陣は充実しているから、いいと思っているんだろうか。あるいは、ザッケローニは本田と心中する覚悟で、何があっても本田を起用するということなんだろうか。次のザンビア戦で、本田がいない場合を試してみたりするのだろうか。多分しないのだろうけど、前の岡田監督だったら、わからなかっただろうなあ。本番直前にカズを外し、中村俊輔、楢崎をベンチに置いた人だったからなあ。