全仏オープン。男子はクレーの王者、ナダルがジョコビッチを撃退し、5連勝

テニスの全仏オープンは最終日の8日、パリのローランギャロスで男子シングルス決勝が行われ、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第2シードのノバク・ジョコビッチセルビア)に逆転勝ちして5年連続9度目の優勝を果たした。

 やっぱりクレーコートの王者だった。ナダルジョコビッチを退け、5連覇を達成。ジョコビッチ、第1セットはとり、いい感じのスタートだったが、その後はもう一つショットが決まらなかった。この二人はいつも名勝負で、この日も1ゲームに10分以上要する場面もあった。しかし、あと一歩及ばないのだなあ。ジョコビッチにとって全仏はなかなか遠いなあ。というか、2005年以降の10年間で、2009年のフェデラー以外は、すべてナダルが優勝しているんだから、ナダルが凄すぎるんだけど。
 しかし、このナダルを相手に、全仏と同じクレーコートマドリード・オープンで、あわや勝利か、という勝負を演じた錦織。すごかったんだなあ。錦織、体調を戻して、ウィンブルドンでは活躍できるだろうか。全仏の初戦敗退で、男子ランキングのベスト10からは落ちてしまったみたいだけど、ウィンブルドンでの逆襲を見たいものです。で、今年のワールドカップって、ウィンブルドンと開催期間がだぶっているんだなあ。眠れないなあ。
錦織 世界トップ10外れ12位に NHKニュース

ラファエル・ナダル 自伝

ラファエル・ナダル 自伝