全仏オープン(5月25日?6月8日/フランス・パリ)の大会14日目は女子シングルス決勝が行われ、第7シードのマリア・シャラポワ(ロシア)が第4シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を6-4 6-7(5) 6-4で下し、2年振り2度目の全仏オープン優勝を飾った。
準決勝、20歳のブシャールとの戦いもフルセットの激闘だったが、22歳のハレプとの決勝も1セット先取から追いつかれる熱戦の末、シャラポワが優勝をもぎとる。今年の全仏オープン、女子は上位選手が序盤で次々と脱落、その一方でブシャールをはじめとした若手が躍動したが、最後は27歳のシャラポワが、あんたたち、小娘にはタイトルを渡さないからね、とでも言ったような迫力で、2年ぶりにタイトルを奪還した。最後は勝利への執念の差、気迫の差だなあ。いつもだと崩れてしまいそうなところでも、踏みとどまり、パワーで押し切った。次のウィンブルドンはどうだろう。
- 作者: ゲッティ・イメージズ
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