サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は16日(日本時間17日)、グループリーグG組のドイツとポルトガルが対戦、ドイツがミュラーの3得点などで4−0(前半3−0)と快勝した。
オランダ対スペイン、イタリア対イングランドと並ぶ、グループリーグ第1戦の大一番、ドイツ対ポルトガル。接戦になるかと思ったら、ミラーのハットトリックも飛び出す圧勝。ポルトガルは、倒れているメッシの手をしらっと踏んだり、悪行の数々で知られるぺぺがミュラーに軽く頭突きをかまして一発退場。ぺぺの悪行は知られているから、審判が厳しく見ているのはわかるだろうに、自分を止められないのだなあ。センターバックとして評価されているのに、その性格のために自滅していくんだろうか。少なくとも、次回も出場停止で、ポルトガル崩壊のきっかけをつくっていることは確かだけど...。
ポルトガルは後半、コエントランが負傷。ボールにさわろうと、足を目一杯出したところで、腿を痛めたのだが、ブンデスリーガで内田が負傷した面にそっくりだった。次戦は大丈夫なのだろうか。開幕戦の復帰が間に合ったクリスティアーノ・ロナウドもまだ本調子という感じではなさそうで、ポルトガルは前途多難なスタートだった。
ドイツは快勝だった。怪我から復帰したキーパーのノイアーは大丈夫そう。ただ、同じく復帰組のフンメルスは終盤、足を痛めて、交代。軽いという報道もあるが、不安材料。それと、昨シーズン後半に失速してから、今ひとつ精彩を欠くエジルもよく動いてはいたが、どうも元気がなく、後半に交代していた。エジルが乗ってくれば、さらにターボが入ると思うが、不安だなあ。この日はシュバインシュタイガーもベンチ。復帰はいつだろう。もっともシュバインシュタイガーがいなくても、4−0という結果が残したところがドイツの選手層の厚みであり、強さだろうか。
で、客席にはメルケル首相の姿も見えた。前のめりで観戦していたところを見ると、儀礼的に会場に来たというよりも、本当にサッカーが好きなんだなあ。
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