イスラム国、人質の日本人ジャーナリストを殺害

イスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」は日本時間の2月1日早朝、人質のフリージャーナリスト、後藤健二さん(47)を殺害したとする新たな動画を公開した。安倍晋三首相は東京での記者会見で、ISISを強く非難した。

 イスラム国は人質となっていた日本人ジャーナリストを殺害。米国や英国と同じようにテロ組織と取引しないという原則を貫くと、同じ結末が待っているのだなあ。山賊とみてカネで片付くものは片付けて、と考えると違う結末が待っていたのだろうか。しかし今回の場合、最初の金額が法外だったし、途中からヨルダンの死刑囚の釈放が条件になってしまったから出口は難しかったのかもしれない。イスラム国も今回の場合はビジネスとして、ではなくて、政治的なものとして人質を利用する気だったのだろうか。わからないなあ。その謎を解明したくて、いま、この本を呼んでいる。

イスラム国 テロリストが国家をつくる時

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