ロシアでプーチン政権批判の野党指導者が殺される。やはり暗殺国家ロシア?

ウクライナ危機をめぐってプーチン政権を厳しく批判していたロシアの野党指導者、ボリス・ネムツォフ氏(55)が27日深夜、モスクワ市中心部の路上で何者かに射殺された。エリツィン政権時代には第1副首相も務めた大物政治家の暗殺で、ロシアの人権状況に内外からの批判が集中しそうだ。

 うーん。どうしてロシアでは反政府派が消されてしまうのか。またもロシアで暗殺事件。反プーチン派の暗殺といえば...

リトビネンコ暗殺

リトビネンコ暗殺

 リトビネンコ毒殺事件。リトビネンコはプーチン政権を批判していた。こんな本で...
ロシア闇の戦争―プーチンと秘密警察の恐るべきテロ工作を暴く

ロシア闇の戦争―プーチンと秘密警察の恐るべきテロ工作を暴く

  • 作者: アレクサンドル・リトヴィネンコ,ユーリー・フェリシチンスキー,中澤孝之
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 単行本
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 で、この本を書いた人も銃弾に倒れた...
プーチニズム 報道されないロシアの現実

プーチニズム 報道されないロシアの現実

 アンナ・ポリトコフスカヤ。勇気あるジャーナリスト。チェチェン報道で世界の注目を集めた。
チェチェン やめられない戦争

チェチェン やめられない戦争

 政府がやっているという証拠はないのかもしれないが、これほど続くと....。プーチン政権に逆らう者は監獄に入れられたり、殺されたり...。ジャーナリストにとって最も危険な国といわれたりもしていたが...。少しは改善されたのかと思ったら、またしても、野党指導者の射殺事件。ソチ五輪ウクライナ情勢もまだ今ほど悪化していなかったし、西側もプーチン政権の闇には目をつぶって参加していたが(それでも欧米首脳陣は同性愛者の人権問題などもあり開会式に出席しなかったと思う)、ロシア・ワールドカップはどうなるのだろう。欧米勢がボイコットなどという初の事態もありうるのだろうか。それとも、商売のためには目をつぶるのか。プーチンは欧米はカネで動く社会で、商売のためには道義も倫理も捨てると決めてかかっているようなところがあるが、その通りなのだろうか。それはそれ、これはこれ...か。それにしても、国際世論も気にせず、これほど暴力にモノを言わせる国家というのもいまどき珍しいなあ。世界は中世へと回帰しているのだろうか。
毒殺―暗殺国家ロシアの真実

毒殺―暗殺国家ロシアの真実

暗殺国家ロシア: 消されたジャーナリストを追う (新潮文庫)

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暗殺国家ロシア―リトヴィネンコ毒殺とプーチンの野望 (学研新書)

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