15日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグ、ポルト対バイエルン・ミュンヘンの一戦は、3−1でホームのポルトが先勝した。
欧州チャンピオンズリーグの準々決勝、この対戦はバイエルンが勝ち抜けね、と事前の予想では「決まり」とばかりに語られていたのだが、サッカーはそんな簡単なものではないのだな。バイエルンは、リベリ、ロッペンと前線の切り札がいないことが不安材料とされていたが、それ以上にポルトのアグレッシブなプレイが際立った。バイエルンも自分たちが勝つと思っていたのか、最終ラインが緩慢なプレイ。そんなプレイが出ることを見透かしたように、ポルトは素早くボールを奪いに行って、ゴールを決めてしまった。守護神、ノイアーにしてもカバーしきれなかった。珍しくPKも献上していたし...。
ポルトの監督の作戦と、その指示に闘志で答えた選手たちの勝利だろうか。バイエルンは完全にポルトが想定した試合にはまってしまった感じで、抜け出さなかった。名将、グアルディオラも今日はポルトのロペテギ監督に苦杯を喫した。わからないもんだなあ。バイエルンとしてみれば、アウェーを1発決めたのがせめてもの救いかもしれないが、果たして挽回できるものかどうか。ここでバイエルンが消えるようなことになると、イングランドに続いてドイツ勢も消えることになってしまう。セカンドレグはどんな勝負になるのだろう。
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