2027年の開業を目指すリニア中央新幹線の走行試験が続く山梨リニア実験線(山梨県)で21日、最新型車両L0(エルゼロ)系が、鉄道の有人走行として世界最速の時速603キロに到達した。16日に自ら記録した世界記録の時速590キロを更新した。JR東海は、ギネス世界記録に登録を申請する。
鉄道・ニッポン、ここにあり、といいますか...。リニア中央新幹線が走行試験で世界最速記録をつくったのだとか...。しかし、正直言って...。あまり燃えないなあ。「あまちゃん」の三陸鉄道に心は踊っても、こちらは...。北陸新幹線の金沢駅乗り入れには萌えでも、リニアはなあ...。速いだけみたいな...。
リニアは今年度から建設が本格的に始まり、開業後は品川―名古屋間の286キロメートルを最速40分(東海道新幹線は1時間28分)で結ぶ。
品川ー名古屋間が48分短縮されて40分になるといわれてもねえ。ああ、そうですか、すごいですね、みたいな...。出張で使うのかなあ。でも、運賃高かったら、使うな、といわれそうな...。一方、旅行で考えると、途中はトンネルばかりで景色を楽しむわけでもなさそうだし、物珍しくて一度は試しても、リピーターは少ないかも...。トンネルばかりの弾丸鉄道って、ライフルの弾丸になったような気分だろうか。21世紀版「夢の超特急」かもしれないけど、経営的には「悪夢の超特急」になるんじゃないかという話も既に流れている...。
★ リニア新幹線の独断と不採算:FACTA online
★ リニア新幹線にヘリウムの壁:FACTA online
どうなんだろうなあ。鉄道版のコンコルドみたいにならなければいいけど...。超速いけど、商業的には失敗みたいな...。この記録、安部首相の訪米前のネタ作りみたいなところもあるだろうか。リニアを米国に売りたいんだろうし、「日本の技術はすごいだぞ、603キロだぞ。オバマ、どうだ、見たか」とワシントンで言いたいのかな...。
新しいもの、速いものは好きな人が多いから、リニア新幹線本も結構、出ているなあ、と思って、タイトルを見てみたら...
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