オウム真理教・麻原彰晃の死刑執行。オウム事件、どんな本があったか、思い返してみると

 オウム真理教麻原彰晃こと松本智津夫の死刑が執行される。地下鉄サリン事件が起きたのが1995年だから、もはや歴史で、リアルタイムの記憶がない人も増えている。オウム事件、さまざまま意味で日本を震撼させた事件で、多くの本が出ている。そこで、思いつくものをあげてみると...。

 オウムの一連の事件が起きたころ、まさに命がけでオウムを早くから取材し、テレビの解説などでも目立っていたのは二人のジャーナリスト...

 一人は江川紹子氏...

オウム事件はなぜ起きたか 魂の虜囚〈上巻〉 (新風舎文庫)
 
「オウム真理教」追跡2200日

「オウム真理教」追跡2200日

 

  事件のあともオウムを追い続け、裁判傍聴記を含め、さまざまな著作がある。

 もうひとりは有田芳生氏...

オウム事件 17年目の告白

オウム事件 17年目の告白

 
追いつめるオウム真理教

追いつめるオウム真理教

 

  事件から20年近く立って、NHKは、未解決事件シリーズのひとつとして

未解決事件 オウム真理教秘録

未解決事件 オウム真理教秘録

 

  作家にとっては、日本を考えるうえで大きなテーマで、現代に生きる村上春樹

アンダーグラウンド (講談社文庫)

アンダーグラウンド (講談社文庫)

 

  そして、オウムをもうひとつの視点から

「A」―マスコミが報道しなかったオウムの素顔 (角川文庫)

「A」―マスコミが報道しなかったオウムの素顔 (角川文庫)

 

  語り尽くせない事件だったのだなあ。