麻生内閣の支持率調査が出始めたが・・・

 各新聞社の麻生内閣の支持率調査の結果が出始める。朝日を見ると・・・

麻生内閣の発足を受けて、朝日新聞社が24、25の両日実施した全国緊急世論調査(電話)によると、内閣支持率は48%、不支持率は36%だった。支持率は、福田内閣後半に20%台で低迷したのと比べると大きく回復したが、安倍内閣発足時(06年9月)の63%、福田内閣発足時(07年9月)の53%を下回った。

 政権発足当時の支持率としては、それほど高くない。政党支持率では、自民党民主党を上回る。で、毎日は・・・

毎日新聞は24、25両日、麻生内閣の発足を受け、電話による全国世論調査を実施した。内閣支持率は45%で、昨年9月の福田内閣発足時を12ポイント下回った。一方、次期衆院選自民党民主党のどちらに勝ってほしいかを尋ねたところ、自民党41%、民主党37%で、昨年8月の調査から13回目の質問で初めて自民党が上回った。こうした数字を与党は好感しており、早期衆院解散・総選挙に向けた流れが加速しそうだ。

 こちらも同様の傾向。内閣支持率はそれほど高くないが、投票では民主党という形。もうひとつ、日経は・・・

日本経済新聞社テレビ東京が24、25両日に実施した緊急世論調査で、麻生内閣の支持率は53%となった。福田内閣末期の8月末の前回調査に比べ24ポイント上昇したが、安倍(71%)、福田(59%)の両内閣発足時には届かなかった。不支持率も40%と福田政権発足時を13ポイント上回る高水準。次期衆院選比例代表の投票先は自民党36%、民主党33%で伯仲した。

 これまた似たような結果。発射台としては福田内閣に及ばない。でも、実際に総選挙が近づいたとき、「小沢首相」というのも今ひとつ人気が盛り上がらないのか。で、こうした調査をもとに総選挙になだれ込むのかもしれないが、風ひとつで、どっちに流れるのか、わからないなあ。実際に選挙になれば、民主党が強そうな気もするけど。まあ、これから投票日までの得失点で決まるのかも。ただ、米国に行って、ブッシュや政府高官と握手をしても「票」にはならないだろうし・・・。国連の演説も国内の票には結びつかないだろうし・・・。マケインとかペイリンとか会うんだろうか。金融危機のさなかだから、誰も会ってくれないか。