動物愛護とともに、消えていく伝統。闘牛も、犬肉祭りも
グローバル化が進むと、倫理基準も地域文化を超え、平準化していくのだろうか。世界各地では、動物愛護の流れなの中で、消えていく伝統も。スペインのバルセロナでは、こんな話題が...
スペイン北東部の州で、伝統の闘牛が動物虐待にあたるとして来年から禁止されることになり、州都のバルセロナでは、闘牛に賛成、反対双方の立場の人たちが大勢集まるなか、最後の闘牛が行われました。スペインでは、闘牛士が雄牛を倒す伝統の闘牛を巡り、動物愛護団体が「牛を刺し殺すのは虐待にあたる」として禁止を訴えるなど議論になっており、北東部のカタルーニャ州は、スペイン本土では初めて、来年から闘牛を禁じることを決めています。
スペインといえば、闘牛というイメージだったが、闘牛も消えていく運命なのか。
で、中国では...
中国政府は、同国東部の浙江省金華市で毎年10月に行われる伝統行事「犬肉祭り」の開催を禁止した。犬を殺して食肉にする同行事は約600年続いていたが、残酷だとの批判を受けて中止になった。新華社が21日報じた。
中国で犬の肉を食べる文化があることは知っていたが、犬肉祭りなどというものがあったのか。こちらは、インターネットに祭りの写真がアップされたことから、中国国内でも批判が高まっていたという。
- 作者: 有本紀明
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