エンゼルス・大谷、インディアンス戦で5打数4安打。10号、11号とホームラン2発。ツイッターで動画を見ると

 このところ調子が今ひとつだったエンゼルスの大谷、今日は...

www.sanspo.com  大爆発で、チームの勝利に貢献です。7対4で勝った試合だが、このうち3点は大谷のホームラン。エンゼルスが勝ち越した8回の猛攻も、大谷のヒット、盗塁からで、この試合のMVPといっていい活躍。

 しかも、ホームランは2ケタ。これで投手の方もケガがなかったら、ベーブ・ルースの記録を超えることも夢ではなかったが...。

 そのホームラン、最近はツイッターで動画を見ることができる。まず、先制の10号2ラン・ホームランは...

  レフト・スタンドに入りました。そして、11号ホームラン...

 これは打った瞬間にわかる美しいホームラン。ピッチャーとしては失投でもあったのか、打たれた途端、「やっちまっただ」という風にマウンドでボールの行方も追わずに地面を見ている。そのあとは苦笑いしている風にもみえる。

 ツイッター、いまや結構メディアだなあ。試合のキモとなる場面はあまり間を置かずに動画がアップされている。それはともかく、大谷、どこまで打つか、楽しみです。

不可能を可能にする 大谷翔平120の思考

不可能を可能にする 大谷翔平120の思考

 

アップル、時価総額1兆ドル。プレミアム価格商品の経営を見ると気になるイノベーションのジレンマ

 アップルが時価総額1兆ドルを突破。アメリカの企業で初めて。ツイッターでは...

 CNNでは、スティーブ・ジョブスの勇姿も見ることができます。ジョブズ、カッコ良かったなあ。

 で、TechCrunchの記事を読んでいたら...

iPhone売上台数はわずか1%しか増加していないが、売上額は20%も跳ね上がった。533億ドルの売上は前年同期比で17%の成長だった。iPadのセールスはほぼ頭打ち、Macはダウンしている。ここ数年、Appleは「サービスがAppleの収益性のカギを握る事業になる」と主張してきた。実際、サービスのトータル(Apple Music、iCloudApple Payなど)は96億ドルを記録している。

Apple、ついに時価総額1兆ドルを達成 | TechCrunch Japan

 iPhone Xに象徴される高価格路線の勝利なんだなあ。あと、iPhoneがつくったApple Music、iCloudApple Payといった何でもアップルに囲い込むネットの生態系が効いている。それも含めて、やっぱりiPhoneの会社なんだなあ。

 しかし、アップル・プレミアムといわれる高価格商品の成功体験は永遠なのだろうか。価格帯が上へ上へと行って、価格破壊をもたらすイノベーションが登場したときに対応できるのか。ネットの経済学がその防波堤になるのか。どうなんだろう。

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山根会長問題でも出てきた暴力団との交友疑惑。JOCは本当に動く? 田中JOC副会長問題のときは..

「奈良判定」などという今年の新語・流行語大賞の候補になりそうな言葉まで飛び出した日本ボクシング連盟の山根会長スキャンダル。日大の田中理事長との縁とか、連盟内での強圧的な支配力とか、知らなかったとは思えないメディアのこれまでの沈黙とかを考えると、あちらとの関係のほうはどうなのかな、と思っていたら、毎日新聞が...

mainichi.jp  写真入りで、暴力団との交友疑惑が...。やはり、こういう流れ? で、こんな動きも...

日本ボクシング連盟による助成金流用や不正判定疑惑の問題で、林芳正文部科学相は3日、「事実であれば誠に遺憾」と苦言を呈した上で「日本連盟が自ら客観的な事実関係を明らかにした上で、適切に対応することが重要」と述べ、対応を注視する考えを示した。この問題では日本オリンピック委員会(JOC)と日本スポーツ協会が日本連盟に対し、第三者委員会を設置して調査を求める方針。

【ボクシング】林芳正文科相「事実なら遺憾」 ボクシング不正疑惑 - 産経ニュース

 おお、文科省JOCも動くのだ、これで真相解明だ、ほっと一息、などとは思えないところが日本。それは前例があるから。2015年に国会で取り上げられた田中英寿JOC副会長(当時、いまも日大理事長で話題の人)の暴力団交際疑惑。海外を中心に、東京五輪2020は「ヤクザ・オリンピック」になってしまわないか、と、ツッコミの入ったスキャンダル。

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深沢湖『海を抱いて月に眠る』を読むーー物語でたどる在日コリアンの悲しみの歴史

 佐藤優氏の書評で興味を持ち、読んでみた小説。

海を抱いて月に眠る

海を抱いて月に眠る

 

  ある在日コリアンの家族をめぐる物語。父の死をきっかけに、子どもたちが知らなかった父の本当の姿が明らかになっていく。在日コリアンについては知っているようで知らないことが多い。そのことに改めて気づかせてくれる物語。

 在日コリアンというと、戦前の植民地時代、戦中の強制連行などによって日本に来た人びとというイメージがあったのだが、戦後の混乱期、南北(左右)両派の血で血を洗う抗争と荒廃のなかで日本に渡ってきた難民といってもいい人びとがいたことに思い至る。そして、朝鮮戦争から軍事独裁政権へ、冷戦の最前線として祖国が翻弄されるうちに、日本から半島に戻る道を閉ざされてしまう。

 在日コリアンは、北と南、南でも反共軍事政権支持派と民主派、左と右、日本人に同化するのか民族を貫くのか。一世、二世、三世、それぞれが、それぞれの時代と環境のなかで選択を強いられる。国籍の問題、さらに同じ漢字の名前でもハングルで読むのか、日本語で読むのか。好むと好まざるとかかわらず、選択を強いられ、中立という中途半端が許されない。その過酷さが物語として語られていく。

 一方で、これは家族愛、友愛、祖国愛といった愛の物語でもある。小説として面白いし、朝鮮半島と日本の歴史を知るうえでも刺激的な本。佐藤優氏が激賞するのもわかる。『海を抱いて月に眠る』の巻末には、参考文献が載っている。こちらのリストに出ている本も読んでみたくなった。

gendai.ismedia.jp

 

世界のスマホ出荷台数、ファーウェイがアップルを抜いて世界2位に。わかります。

 ブルームバーグツイッターを見ていたら...

 華為技術、つまりファーウェイがアップルを抜いて、スマホの出荷台数で世界2位の座に。トップはサムスンで変わらず。ファーウェイはいずれアップルを抜くだろうといわれていたが、ついに、その日が来た。

 この結果、わかります。自分もかつてはiPhoneを使っていたが、いまはファーウェイに乗り換え、不満はない。不満はないというより、かなり満足している。

 ファーウェイにはいつも、こんな話がついて回る。

japan.cnet.com

www.cnn.co.jp 中国政府のトロイの木馬ではないかと警戒されている。でもねえ。コストパフォーマンスは抜群だし、使い勝手もいいんだよねえ。自分の場合、中国政府に対してセキュリティを気にしなければならない身でもないし....(万が一、そういうことになった日には意識するかもしれないけど)。

 現状で言えば、アップル・プレミアムがついたiPhoneの価格を見た後に、ファーウェイを見ると...。両製品に、そこまでの差があるか、と...。iPhoneの宣伝を見ていると、ときどき、やっぱりiPhoneかな、戻るかな、と思うときもあるが、実際のところ、ファーウェイ、マイクロSDメモリーも使えるし、裏側についた指紋認証も速いし、これまで使っていたiPhoneより満足度が高いところもある。画像も美しいし、デザインもいいし、積極的にBack to iPhoneするほどの強い動機が生まれない。生まれても、値段をみると、まあ今のままでいいかな、と。

 そんな我が身を考えると、ファーウェイが2位になったのは不思議ではない。ブランドよりも実質本位で考える人がファーウェイを選ぶのはすごくわかる。iPhoneは高価格品なので、売上ベースになると、まだiPhoneの販売シェアは高いのだろうが、台数では抜かれるのは当然だろうなあ。サムスンも今は結構、高価格帯になってきているから、ファーウェイを中心とした中国勢の攻勢が続くのかもしれない。ファーウェイって、本を読むと、経営としても面白い存在。伸びているのは、ただ安いだけじゃなさそう。

最強の未公開企業 ファーウェイ: 冬は必ずやってくる

最強の未公開企業 ファーウェイ: 冬は必ずやってくる

 

「三度目の殺人」ーー“事実”はわかるようで、わからない。人間だから

 遅ればせながら、見ました。

  是枝裕和監督の「三度目の殺人」。福山雅治演じるエリート弁護士と、会うたびに発言が変わる役所広司演じる殺人犯の物語。是枝監督らしく明確な解答は出さない。そのもやもやのなかに人間が描かれる。映画を通じて、ひとがひとを裁くということの難しさ。簡単にわかりそうで、わからない「事実」というものの存在をみることになる。

 映画を見ていて、知り合いの弁護士が、裁判で最も難しいのは「事実」の認定だと話していたことを思い出した。そのひとは民事の弁護士だが、民事の争いでも、依頼人が本当のことを話しているのかどうかは、裁判になって相手側の発言と照らし合わせてみないと実はわからないという。

 事実を話していないと意味も、必ずしもウソをついているということではなく、記憶違いもあれば、勘違い、誤解もある。自分に都合がいいように記憶が書き換えられている場合もある。客観的には事実ではなくても、本人の脳のなかでは揺らぎない事実になっている。人間とは、そういうものらしい。

 世の中には、息をするにように、嘘をつく人もいる。どれだけウソを本人が意識しているのかもわからない。その場の空気や気分によって、事実をつくる。役所広司が演じているのも、そんな人のようにみえる。そうした人を前にすると、普通の人は混乱の極致に陥る。それが福山の役。事実とは何かということもわからなくなる。

 人間が人間である限り、ひとがひとを裁くというのはなかなか難しいことだと改めて思う。AIが進化すれば、裁判など簡単にできるという人がいるが、問題は、インプットされたデータそのものが事実かどうか、わからないこと。データが事実かどうかもAIは正確に判断するのだろう。確率論か。

 ともあれ、法廷物を是枝監督が撮ると、こういう感じになるのか、という映画でした。答えは出さず、考えさせる。ひとがひとを裁く究極の判決である死刑制度についても考えさられる。

CNN style が直島をレポートしていた。いまや世界の「アートの島」だなあ

 CNN styleのツイッターを見ていたら...

 瀬戸内海に浮かぶアートの島、直島のレポート。こうしてアメリカン・テイストの映像で撮影されると、ますますアートだなあ。直島に行ったのは、7年前で、こんなところを見て回った...

yabudk.hatenablog.comyabudk.hatenablog.comyabudk.hatenablog.comyabudk.hatenablog.comyabudk.hatenablog.com

  いまはどうなっているだろう。展示が変わったりしているのだろうか。CNNの映像を見ているうちに、また行きたくなってしまった。

直島 瀬戸内アートの楽園 (とんぼの本)

直島 瀬戸内アートの楽園 (とんぼの本)