100円マックで経常利益は大幅減に

日本マクドナルドホールディングスは17日、2005年6月中間期の連結業績見通しを大幅に下方修正した。経常利益の従来予想は前年同期比27%増の33億400万円だったが、同94%減の1億4400万円となる。4月に打ち出した「100円マック」が収益に結びつかず、客単価が大幅に低下することが主因で、価格戦略の読み違えが大きく響いた。

 価格政策は難しい。100円マック路線。メニューの簡素化とか釣り銭の効率化とか、「なるほど」と思っていたのだが、それほど機能しなかったか。価格戦略は本当に難しいなあ。

東証の社外役員の独立性に金融庁が「?」

金融庁は17日の自民党小委員会で、東京証券取引所の5人の社外取締役を米国の基準に照らし合わせると、4人の独立性に疑問があるとする資料を示した。東証に上場する企業のトップを務めるなど、それぞれ何らかの形で東証と利害関係があると指摘し、社外取締役の構成に疑問を投げかけた。

 金融庁東証のバトルが続く。しかし、東証も株式を公開するというのならば、かなり厳格な基準で自らを律しないとねえ。