インテル・ミラノの3冠記念写真集、8000円以上の本がiPad版は動画付き1400円で出ていた

 長友の移籍で俄然注目のインテル・ミラノFacebookとかデジタルにも熱心なクラブなので、iPhoneiPadでも何かないかと思ったら、iPadアプリにこんなものがあった。
 Inter Footbal Club - Perfect Days - Skira Editore
 Inter Footbal Club - Perfect Days - Plus - Skira Editore
 「Inter Footbal Club - Perfect Days」の普通版とPlus版。Plus版は、試合の動画ビデオが入っているという。このアプリ、「the iPad version of the amazing best selling book Inter3 – 102 La stagione perfetta」、ベストセラーとなった「Inter3 – 102 La stagione perfetta」という本のiPad版なのだという。それが、こちら。

Inter3 (Italian edition): 102 la stagione perfetta

Inter3 (Italian edition): 102 la stagione perfetta

 2009-20年シーズン、ジョゼ・モウリーニョ監督(現在はレアル・マドリード監督)の指揮のもと、「セリエA」「コッパ・イタリア」「UEFAチャンピオンズリーグ」の主要3タイトルを制覇したときの記念写真集だった。イタリア語のタイトルを訳すと、「インテル3−102完璧なシーズン」となるのだが、インテルの後ろについた3は三冠王の3だった。三冠を制覇したチームはイタリアで初めて。、「102」は1908年創立のインテル、102年目の快挙ということらしい。どんなものかと思ったら、下のサイトにページをパラパラめくれるサンプル版のようなものがあった。
 inter 102 la stagione perfetta => http://t.co/lp0zzvP
 ともあれ、このインテル・ファン必携のような写真集が、iPad版で、しかも英語版となっていたわけ(イタリア語はつらい。英語なら、まだ何とかわかる)。本の写真集はアマゾンでも8165円(1万円以上で売っているショップもある)。インテルのオフィシャル・ネットショップでは、49ユーロだった。今日の為替レートでいうと、5500円強。
 Inter Store | Inter book 102 la stagione perfetta => http://t.co/sAI4G5u
 それが、iPadになると普及版が600円、動画などが入っているPlus版で1400円。紙の質感とか本棚に飾る快感とか考えると、昔ながらの熱心なファンならば、本なのだろうが、長友の移籍をきっかけにインテルに対する関心が燃え上がった人とか、テレビ的なプレイシーンも含めて感覚的に楽しみたいならば、iPad版なのだろうな。
iTunes
 Inter Footbal Club - Perfect Days - Skira Editore
 Inter Footbal Club - Perfect Days - Plus - Skira Editore

インテル・ミラノのオンライン・ショップに長友の55番ジャージー。75ユーロ。自分の名前も入れられる

 グローバルな人気を誇るインテル・ミラノには公式オンライン・ショップ(英語)もある。
 http://store.inter.it/
 当然といえば当然なのだが、既に長友の背番号55番のジャージーも販売されている(今日はトップページに長友の姿がある)。 
 Inter Store | Home and away kit: 55 - NAGATOMO => http://t.co/0VhK3M0
 ホームとアウェイのジャージー(S、M、L、XL、XXLの5サイズ)が75ユーロで、プロモ・ジャージーといわれるもの(SとMの2サイズ)が105ユーロ。今日の為替レートでいうと、前者が8500円弱、後者が1万2000円弱。オフィシャルなので高い感じもするが、ネットではジャージーに付けるバッジ(エンブレム)を選ぶことができ、自分の名前も(プレゼントしたい人の名前でも何でも)自由に入れられる仕組みになっている。なかなかきめ細かいサービス。
【追記】
 長友のインテル・ユニフォーム、楽天にも商品がかなり出てきている。やっぱり結構、高いものなのだな。自分で買う手間をどう考えるのかという問題なのだろう。
楽天で長友のユニフォームを見る => rakuten:長友 インテル ユニフォーム

突破論。

突破論。

緊迫のエジプト情勢を伝えるアルジャジーラのライブ映像をiPhoneで見る

 エジプト情勢は引き続き緊迫。地方では警察がデモ隊を攻撃し、死者も出ている。イスラムは金曜日が休日なので、反政府派の市民集会の動員も金曜日が中心と大きく、10日から11日にかけてが山場となりそう。こうしたエジプトの情勢を見るには、やはり中東のニュースメディア、アルジャジーラ。そのアルジャジーラは、iPhone用に無料アプリを出している。
 Al Jazeera English Live - Livestation
 これは英語版だが、アラビア語用も用意されている。iPhone向けのデザインに整形されたウェブ情報を見ることができるほか、ライブ映像は無線LAN環境だと、テレビと同じように鮮明。早口のニュース言葉はわからなくても、広場に集まっている人々を見るだけで、その熱気が伝わってくる。
アルジャジーラのモバイル用アプリ紹介iPhoneだけでなく、サムスンノキア用も紹介されているが、後者は日本では関係ないか。
 http://english.aljazeera.net/mobile/

iPhone 4スタートブック (SOFTBANK MOOK)

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ソーシャルメディアとエジプト革命。犠牲者のメモリアルサイトとグーグル幹部のFacebookページと

 独裁政権下では新聞もテレビも政府に支配される。エジプト革命では、市民にとってのメディアの主役はソーシャルメディアになってしまった*1。テッククランチ(TechClunch)が以下のような記事を掲載していた。
 エジプトの抗議デモ犠牲者たちのメモリアルが1000Memories上でヴァイラルに生成 => http://t.co/l6ydOA8
 反政府運動に参加して命を落とした犠牲者たちのメモリアルサイトができたという。それがこちら。
 Egypt remembers | مصر تتذكر => http://1000memories.com/egypt
 「エジプトは忘れない」というタイトルで、犠牲者の写真が並ぶ。写真にマウスをあてると、その若者がどのように殺されたかという説明が表示される。射殺された青年もいれば、バットで撲殺された女性もいる。さらに写真をクリックすると、その人の思い出の写真、経歴、親族・友人の記帳が現れる。

*1:メディア側でも、政府の公式発表をテレビで伝えることを拒否して辞任したテレビキャスターもいるし、ジャーナリスト側で戦っている人たちはいる。しかし、そうした命がけの抵抗でも、できることは虚偽を自分は伝えないということであって、真実を伝える仕事はソーシャルメディア側になってしまっている

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暴走族が1万人割れ。バイクも小型化...。少子・高齢化と経済衰退の象徴か...

2010年に全国の警察が把握した暴走族のメンバーは前年比1390人(13.3%)減の9064人で、統計を始めた1975年以降で初めて1万人を割ったことが10日、警察庁のまとめで分かった。12年連続で減り、ピークだった82年(4万2510人)の2割強に。少人数による散発的な暴走行為が最近の特徴で、景気低迷の影響か、使われるバイクも小型化しているという。

 日本も活力がなくなっていくなあ。増えたら増えたで迷惑だけど、こういう数字を見ていると、何となくさびしい感じになってくる。バイクも小型化しているって...。原付になっちゃったりしているんだろうか。東京ドリフトは映画の中だけの話か。

ただ、中には「リアル鬼ごっこ」と称して自ら通報して暴走行為に及ぶ悪質な挑発行為もあった。

 悪質ともいえるが、相手のいない孤独さが原因かも。走りを競い合うライバル集団がいなくなってしまったんだろうか。だから、電話をしていたりして...。そうだとすると、寂しいなあ。