ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer

ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer [DVD]

ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer [DVD]

 堤幸彦の人気TVシリーズの映画版。中谷美紀も、渡部篤郎も、小雪も若いなあ。連続殺人事件を解くところまでは納得なのだが、島の因縁話になってくると、シュール過ぎて、ついていけない。おまけに、その部分が長い...。映画としての尺を合わせるために、この部分で時間を稼いだのか、それとも、こうした飛んでいる世界を本当は描きたかったのか、ちょっとわからない。どちらかといわれれば、前者ではないか、という気がしてくる。

アマゾン川の地下に巨大地下大河「ハザム川」。アマゾンはやっぱり不思議だ

アマゾン川の地下に別の“大河”―。ブラジル国立天文台の研究グループは26日までに、アマゾン地域の地下約4キロにアマゾン川より幅の広い全長約6千キロの地下水脈が流れていることが分かったと発表した。(略)同グループは研究者の名から地下水流を「ハムザ川」と命名。ハムザ川は幅200?400キロで、アマゾン川河口付近の倍以上。

 人間はまだ地球のことすら、きちんとわかってないんだなあ。既に世界中が踏査され、未知の部分などないように見えながら、こんな話が出てくる。アマゾン川の下に地下水脈があるのか。それが6,000キロも連なって水流をなしているというのか。すごいなあ。

オーパ! (集英社文庫 122-A)

オーパ! (集英社文庫 122-A)

菅首相が(やっと?、また?)退陣表明

菅直人首相は26日午後の民主党両院議員総会で、第2次補正予算、特例公債法、再生可能エネルギー特別措置法がいずれも成立したことを受け、6月2日の代議士会での発言通り、本日、民主党代表を辞任すると表明した。

 「ようやく」「やっと」という言葉が頭に浮かぶけど、本人は「厳しい環境、厳しい条件があったが、私自身はやるべきことをやった」と言っているらしい。じゃあ、それなりに満足なのだろうか。幸せな人なんだなあ。連日、慰労会で飲み歩いるているらしいし(まだ首相なのに)。しかし、日本は堕ちるところまで堕ちないと救われないのだろうか。「救われる」とかいって、政治や官僚に期待していること自体が、救われない日本を生み出しているのだろうか。やはり「独立自尊」で生きるしかないのだろうなあ。お上頼みが、役人天国、無責任社会の状況をつくっているのだろう。
やるべきことやった=退陣後も「脱原発」へ努力―首相 - WSJ日本版 => http://on.wsj.com/qrpwf8
首相、「慰労会」を連夜開催 - MSN産経ニュース => http://bit.ly/oYv16Y

堕落論 (新潮文庫)

堕落論 (新潮文庫)

三菱重工業と日立との経営統合はないらしい。ニュースの早漏れで消えた? それとも...

三菱重工業大宮英明社長は26日、共同通信とのインタビューに応じ、日立製作所との経営統合協議について「(協議の)事実はないし、予定もない」と述べ、本体同士の経営統合を否定した。ただ、社会インフラなど事業統合については「似ている事業はいろいろある。うまくできる可能性がないとは思わない」と話し、協議の進展を示唆した。

 合併のニュースは難しくて、早く書きすぎると、話自体がつぶれてしまうことがあるというけど、これも、その類だったのだろうか。それとも「事業統合」の話を「経営統合」に膨らましてしまったのだろうか。いずれにせよ、社長がここまで明確に言うのだから、とりあえず、「経営統合」はないという話なのだろう。日経の大スクープかと思ったら、どうも雲行きが怪しくなってきた。三菱重工にしても、日立にしても、プライドの高い会社だから、経営統合という話はただでさえ難しい話なんだろうけど。
★日立・三菱重「破鏡」の真相:FACTA online => http://bit.ly/nKj904
【やぶしらず通信・関連ログ】
三菱重工業日立製作所経営統合へ(8月4日) => http://bit.ly/mPMd7s

誤報―新聞報道の死角 (岩波新書)

誤報―新聞報道の死角 (岩波新書)

小鳩さんたちは海江田支持。というか、国会で号泣する人が国の最高指揮官...。アンビリーバブルなニッポンだなあ

民主党小沢一郎元代表は26日、菅直人首相の後継を選ぶ27日告示の党代表選で、海江田万里経済産業相(62)を推す方針を決めた。有力候補と目される前原誠司前外相(49)は人事などで菅政権の「脱小沢」路線を継承するとみて、支援要請に応じなかった。(略)民主党は26日午後、国会内で両院議員総会を開き、菅首相の党代表辞任を承認、代表選を27日告示、29日投開票の日程で行うことを決めた。これを受けて野田佳彦財務相(54)、鹿野道彦農林水産相(69)、馬淵澄夫国土交通相(51)はそれぞれ記者会見などで、立候補を正式表明した。前原氏は既に出馬表明しており、代表選には過去最多の5人が立候補する見通しとなった。

 米国の大統領選では、候補者が人前で泣いたらアウトといわれる。核兵器のボタンを押す権限を持つ人間は自分の感情をコントールできなくてはならないというのが常識なのだとか。そうした点から言うと、国会で号泣する人を、小沢さんも鳩山さんは、危機管理の最高責任者とすべし、というのだから、日本独自の政治リーダー像を持っているのだなあ(どんなものか、わからないけど)。
 加えて、何かといえば、政治主導という割に、大臣として所管官庁(経済産業省)さえ掌握できているのか、できていないのか、わからない、割増退職金を払う勇退人事を「更迭」という人が政治主導のリーダーとして最適というのだから、すごいなあ。
 リーダー選びがどういう基準なのか見えない。というか、単純に、小鳩さんたちの言うことを聞く、かわいい人を選んだだけ、というほうがわかりやすい。老害経営者が院政を敷いている会社のトップ人事そっくりだなあ。この内向きぶりはすごいなあ。民主党政権交代後、自らの手で自分たちの政権を破壊し、さらなる政権交代へ向けて爆走しているように見える。永久革命論(永続革命論)ならぬ、永久政権交代論(永続政権交代論)なのだだろうか。団塊世代っぽいなあ。建設する政治、社会を安定させる政治には興味がないんだな、きっと。

永続革命論 (光文社古典新訳文庫)

永続革命論 (光文社古典新訳文庫)