科学

「濃厚接触者」って、何だか意味深な言葉だけど、本当はこういう意味なのか

新型コロナウィルスのニュースを聞いていると、「濃厚接触者」という言葉がよく出てくる。濃厚接触という言葉のイメージから言うと、ハグとか、それ以上とか、いろいろと妄想してしまう。例えば、こんな感じ... でも、それは考えすぎだよなあ、と思って、調…

猫に小判、豚に真珠、役所に歴史資料...。富士山測候所の日誌が廃棄されていたとか

科学者はノートが生命と言うけど、役所にとって、そんなことは関係ないらしい。 気象庁富士山測候所の職員が68年間つづった40冊以上の「カンテラ日誌」が所在不明になっていた問題で、同測候所を管轄した東京管区気象台は毎日新聞の取材に、昨年11月以…

ノーベル物理学賞に梶田隆章氏。今年はノーベル賞の当たり年? で、梶田氏も大村氏も地方大学の出身

ことしのノーベル物理学賞の受賞者に、物質のもとになる最も基本的な粒子のひとつ「ニュートリノ」に質量があることを世界で初めて観測によって証明し、「ニュートリノ」には質量がないと考えられてきたそれまでの素粒子物理学の定説を覆した東京大学宇宙線…

ノーベル医学・生理学賞に、大村智氏

ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に、熱帯の寄生虫の病気に効果がある抗生物質を発見したことなどで知られる北里大学特別栄誉教授の大村智さんが、アイルランド出身の研究者と中国の研究者と共に選ばれました。日本人がノーベル賞を受賞するのは、ア…

久々の緊急地震速報、やっぱり誤報だったのか。

気象庁は8日午後4時56分、奈良県と大阪府で最大震度6弱から7程度の揺れが起きるとの緊急地震速報を発表した。しかし、実際には予測した地震は起きず、誤報と判明。同庁は直前の小さな揺れと、地震計の信号トラブルが重なったことが原因とみて調査を始…

イルカはお互い、「名前」で呼び合っている?

イルカは「名前」に当たる特定の鳴き声を使って仲間を呼び、仲間も応えている。そんな論文を英セントアンドルーズ大の研究チームがまとめた。知らない「名前」で呼ばれても、反応しないという。22日付の米科学アカデミー紀要電子版で発表された。 テレビで…

ハエは空腹になると記憶力が向上。人間は...

ショウジョウバエを空腹にさせると、物事を長期間覚えておく「長期記憶」が向上することを、平野恭敬東京都医学総合研究所主任研究員らのチームが突き止めた。25日付の米科学誌サイエンスで発表する。研究チームによると、空腹と記憶力に関連があることを実…

赤鼻のトナカイの鼻は本当に赤い。鼻の毛細血管の数が多く、密集度も高いから

いろんなことを研究している人がいる。オランダの先生のこんな研究... オランダ・エラスムス医療センターのキャン・インス教授のチームは、毛細血管の状態を調べる顕微鏡を開発。鼻や鼻腔の疾患の研究にも応用できるかどうか探るため、「赤鼻」で有名なトナ…

お騒がせの「iPS細胞」虚偽発表の森口氏を東大が懲戒解雇

東京大病院特任研究員の森口尚史氏(48)がiPS細胞の臨床研究をしたと虚偽の発表をした問題で、東京大は19日、森口氏を同日付で懲戒解雇した。森口氏が当初6回実施したとしていたiPS細胞の移植手術のうち、少なくとも5回について虚偽と認定した。残…

iPS細胞、初の臨床応用成功はウソだった? 日本人科学者の信用は一夜にして崩れ...

山中先生のノーベル医学・生理学賞受賞で誰もが知るようになったiPS細胞。で、それを応用に、こんな記事が... あらゆる細胞に分化する能力があるiPS細胞(人工多能性幹細胞)から心筋の細胞を作り、重い心不全患者に移植する治療を、米ハーバード大の森口…

WHOによると、世界でうつ病に苦しむ人は3億5000万人。米国の人口を上回る

世界保健機関(WHO)は9日、世界でうつ病で苦しんでいる人が人口の約5%に当たる3億5000万人以上に上るという推計を発表した。自殺で亡くなる約100万人の大半がうつ病経験者で、WHOは治療と支援の重要性を訴えている。 うつ病の人は多いと思…

ノーベル物理学賞は、量子コンピューターの基礎を築いた科学者に

スウェーデン王立科学アカデミーは9日、2012年のノーベル物理学賞を、将来の実現が期待される量子コンピューターの基礎を築いたフランス高等師範学校のセルジュ・アロシュ教授と米コロラド大のデービッド・ワインランド博士に授与すると発表した。 物理…

ノーベル医学・生理学賞に、iPS細胞の山中伸弥氏

ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に、体のさまざまな組織や臓器になるとされる「iPS細胞」を作り出すことに成功した京都大学教授の山中伸弥さんと、いったん成長した細胞にも受精卵と同じ遺伝情報が含まれることを発見したイギリス、ケンブリッジ…

太古の地球温暖化の一因は、恐竜のゲップとオナラ?

何千万年も昔、恐竜が食物の消化の際にメタンガスを大量に排出していたことが、当時の気候温暖化の一因になった可能性があるという。当時の気温は今日よりもずっと高かった。英国の研究チームが7日、明らかにした。研究チームが米科学誌カレント・バイオロジ…

メンソールたばこの脳卒中リスクは2倍以上?

米内科学会誌「アーカイブス・オブ・インターナル・メディシン」に発表された研究で、メンソールタイプのたばこを吸う喫煙者は、他の喫煙者に比べ、脳卒中になるリスクが2倍以上であることが明らかになった。カナダ・トロントにあるセントマイケルズ病院の…

サッカーのヘディングでも、パンチドランカーになる?

サッカーで得点を狙ったりパスしたりする際のヘディングを成人のアマチュア選手が長期にわたって行うと、記憶力に影響を及ぼし得る脳損傷につながる可能性のあることが研究者らの調査で明らかになった。北米放射線学会がシカゴで開催する年次会議で29日発表…

またもイグ・ノーベル賞に日本人。今度は「わさび火災警報装置」

ユーモアがあり、かつ意義深い科学的研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が29日に行われ、わさびのにおいを使って火災を知らせる「わさび火災警報装置」を開発した今井真滋賀医科大講師(49)、田島幸信・香りマーケティング協会理事長(57)…

アマゾン川の地下に巨大地下大河「ハザム川」。アマゾンはやっぱり不思議だ

アマゾン川の地下に別の“大河”―。ブラジル国立天文台の研究グループは26日までに、アマゾン地域の地下約4キロにアマゾン川より幅の広い全長約6千キロの地下水脈が流れていることが分かったと発表した。(略)同グループは研究者の名から地下水流を「ハム…

リインベント・トイレット! ビル・ゲイツがトイレ革命の支援へ32億円

米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長夫妻が運営する財団は19日、1700年代の水洗トイレ発明以来、あまり注目されることのなかったトイレ工学の革新を促すため、各国の大学に4150万ドル相当の補助金を拠出すると発表した。▼ビル&メリンダ・ゲイツ財団によると…

太平洋にレアアースの巨大鉱床があるのだそうだ

東京大学の加藤泰浩准教授と海洋研究開発機構などの研究チームは、太平洋の海底でレアアース(希土類)の巨大鉱床を発見した。推定の埋蔵量は陸上の1000倍に達する。レアアースの生産量は9割以上を中国が占める。発見した鉱床を開発できれば、資源供給の多…

紀伊半島に400〜600年ごとに巨大津波が襲来していた。前回は300年前とか...

紀伊半島南部に400-600年程度の間隔で大津波が襲来したとみられる痕跡を、産業技術総合研究所などが、和歌山県串本町の国指定名勝「橋杭岩(はしぐいいわ)」周囲の巨岩で確認した。東海・東南海・南海連動巨大地震の津波の可能性がある。前回から30…

ホーキング博士が天国を否定するとニュースになるのだな

「車椅子の物理学者」として知られる英国の物理学者スティーブン・ホーキング博士(69)は、天国とは闇を恐れる人のおとぎ話にすぎないとし、死後の世界があるとの考えを否定した。16日付の英紙ガーディアンに掲載されたインタビューで述べた。ホーキン…

福島原発事故、放射線被曝の学校安全基準をめぐり論争。政治も科学も、未知との遭遇

内閣参与を辞任するという小佐古敏荘氏の発言を読んでいたら、こんな部分が... 小佐古氏は会見で、年間累積放射線量が20ミリシーベルトを上限に、学校の校庭利用を認めた政府の安全基準について「(同程度の被ばくは)原発の放射線業務従事者でも極めて少…

女王蜂を育てる成分が発見されたんだそうだ。これでミツバチの大量死を防げる?

蜜蜂の幼虫を女王蜂に成長させる物質は、働き蜂が分泌するロイヤルゼリーに含まれる「ロイヤラクチン」と呼ばれるたんぱく質であることが分かった。富山県立大工学部生物工学科の鎌倉昌樹講師(40)が発見し、24日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。…

東日本大震災で、富士山、箱根山など13火山の活動が活発化している...

東日本大震災後に、周辺で地震活動が活発になった活火山が少なくとも全国で13あることが26日、気象庁などへの取材で分かった。専門家は「1-2カ月は注意深く観測する必要がある」と指摘している。▼地震の増加が観測されたのは、関東や中部の(1)日光…

ホウレンソウと原乳と単位ベクレル。放射線と放射能を勉強したほうがいいのかも

厚労省によると、茨城県高萩市のホウレンソウからは放射性ヨウ素が1キログラム当たり1万5020ベクレルで、同省の基準値(同2000ベクレル)の7倍強。放射性セシウムも同524ベクレルを検出され、基準値(同500ベクレル)をわずかに上回った。日立市や東海村…

中国人は月面着陸を考えている?

中国・人民網日本語版に以下のような記事が出ていた。 1日の月探査衛星「嫦娥2号」打ち上げ成功を受け、いつ中国人が月に上陸できるかに関心が集まっている。新華社が伝えた。月探査計画の呉偉仁総設計師によれば、リスクの高い月面上陸は順序を追って進めな…

ノーベル化学賞に鈴木北大名誉教授と根岸パデュー大特別教授

ウェーデン王立科学アカデミーは6日、2010年のノーベル化学賞を、米デラウェア大のリチャード・ヘック名誉教授(79)、米パデュー大の根岸英一・特別教授(75)、北海道大の鈴木章・名誉教授(80)の3人に贈ると発表した。授賞理由は「有機合成…

中垣俊之「ネバネバ菌」研究チームにイグ・ノーベル賞

愉快な科学研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が30日、米マサチューセッツ州のハーバード大で行われ、単細胞生物の粘菌が最適な鉄道網を設計できることを見つけた中垣俊之はこだて未来大教授らのチームが「交通計画賞」を受賞した。中垣教授らは…

We're not alone?ーー地球に似た惑星が見つかった

太陽系外の惑星の中で、最も地球に似た惑星が発見された。生命の生存に適した条件を備えていると考えられる。米カリフォルニア大などの天文学者が29日、専門誌「アストロフィジカル・ジャーナル」に発表した。この惑星は、地球から20光年の距離にある小…