直木賞に東野圭吾氏

第134回芥川賞直木賞日本文学振興会主催)の選考委員会が17日夜、東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞絲山秋子(いとやま・あきこ)氏(39)の「沖で待つ」(「文学界」9月号)、直木賞東野圭吾(ひがしの・けいご)氏(47)の「容疑者Xの献身」(文芸春秋刊)に決まった。絲山さんは4回目、東野さんは6回目の候補で受賞。

 無冠の帝王といいたくなる東野圭吾氏がようやく受賞。まだ取っていなかったんだ、という感じ。でも、受賞していてもいなくても、面白さには関係ないのかもしれないけど。