12月16日衆議院選挙説

福田内閣発足を経て臨時国会での与野党の本格論戦が始まった矢先、自民党震源地に「12月16日次期衆院選」説がまことしやかに流れている。ただ、解散権を握る福田康夫首相は慎重な発言を繰り返しているうえ、自党内には「歳末の忙しい時期に選挙はやってられない」(閣僚経験者)と否定的な声があり、現実味は薄いとの見方もある。降ってわいている年末選挙論の背景には何があるのか。

 常識的には、年末に総選挙というのは考えにくいけど、でも、こうした情報が流されること自体に何か意味があるのだろうか。でも、今の機能停止状態の政治状況よりも、総選挙をしてしまって、白黒はっきりさせたほうがいいのだろうか。