民主党はオバマ、ヒラリーのドリームチーム?

米大統領選の民主党指名候補争いが過熱する中、ビル・クリントン前大統領は8日、ヒラリー・クリントン上院議員(60)とバラク・オバマ上院議員(46)が正副大統領を分け合う「夢のコンビ」について、「押しとどめられないほどの力を発揮するだろう」と評価する姿勢を示した。劣勢に立つクリントン陣営の「苦し紛れの案」といえそうだ。前大統領は11日に予備選を実施するミシシッピ州での演説で、オバマ氏が「都市部と富裕層」、クリントン氏が「レーガン大統領時代に失った伝統的な田舎」で強みを発揮していると指摘。両者の力を結合させれば、「打ち負かすのはほぼ困難」との見方を示した。クリントン氏も3月5日、自身が大統領候補になることを前提に、「そういう方向に向かっているのかもしれない」と述べ、7日には「夢のコンビ」の可能性は「ある」と踏み込んだ。

 ワイオミング州では、オバマがヒラリーに勝ったようで、相変わらずの抜きつ抜かれつの膠着状態。で、ここで、こじれるよりは、と、ヒラリー、オバマで正副大統領を分け合う案が出てきたのだそうだ。どちらかというと、クリントン陣営が乗り気なのだろうか。でも、どちらが大統領で、どちらが副大統領かで、もめるんじゃないだろうか。