公示地価は2年連続の上昇

注目されていた公示地価は2年連続上昇となった。このところリバウンド態勢に入っていた不動産株にとって好材料となるものの、足元の不動産市況は急激に悪化しており、関連銘柄の下げ基調を止める要因にはならないとの見方が支配的だ。市場では、最近の市況悪化を株価に織り込んでいないとの声も出ている。国土交通省が24日に発表した2008年1月1日時点の公示地価は、全国平均(全用途)で前年比プラス1.7%となり、2年連続で上昇した。

 これで、サブプライム問題の影響は日本にはない!と言い切るのも危険だろうなあ。2008年1月現在の地価だし、まだ余熱があるときだから。むしろ、この記事の中断にあるように「最近の市況悪化を織り込んでいない」というのが一般的な声ではなかろうか。