谷亮子、“北京五輪代表選考会”で敗れるが、五輪代表に選ばれる

柔道の北京五輪代表選考会を兼ねた全日本選抜体重別選手権最終日は6日、福岡国際センターで男女計7階級を行い、女子48キロ級で五輪3連覇を目指す谷亮子トヨタ自動車)は決勝で山岸絵美三井住友海上)に敗れた。山岸は2年ぶり2度目の優勝。

 全日本体重別選手権の女子48キロ級は、山岸絵美谷亮子を破って優勝。この選手権、「北京五輪代表選考会」といわれていた。でも・・・

全日本柔道連盟は6日、全日本選抜体重別選手権の終了後に強化委員会を開き、五輪3連覇を狙う女子48キロ級の谷亮子トヨタ自動車)ら男女の北京五輪代表、候補選手計12人を発表した。

 五輪代表になったのは、谷亮子。こんなことならば、「五輪代表選考会」と言わなければいいのに。「五輪代表壮行会」とか。山岸は、この大会、2度目の優秀だし、今年はドイツ国際柔道で優勝している。それなのに・・・。これはないんじゃないかと。最初から決めているんだったら、体調チェックのための大会とか、「選考会」という言い方はやめればいいのに。でも、これは谷だけではなくて、63キロ級の谷本歩実も同じ。一方で、野村忠宏は優勝できなかったために落選。準決勝で負けたからだろうか。決勝まで進めば、OK?う〜ん。素人には選考基準がわからない。ハロー効果のように思えてしまうんだけど。
【参考】
ウィキペディアによる「ハロー効果」の説明はこちら
 wikipedia:ハロー効果