サムスンの李会長が辞任

韓国最大財閥のサムスンは22日午前、李健熙(イ・ゴンヒ)会長(66)が辞任すると発表した。長男への経営権世襲に絡む不正疑惑などを巡り、背任や脱税などの罪で自身を含む経営幹部10人が在宅起訴された問題の責任をとる。韓国を代表する企業を舞台とした疑惑は経営トップ退陣にまで発展する事態となった。

 背任・脱税疑惑のサムスンで、李会長が辞任。李健熙会長と言えば、韓国企業をグローバル企業にした世界でもトップクラスの経営者と思われていたのに。経営権世襲で身を誤ったのだとしたら、やはり家族というのは難しいなあ。