ビッグスリー救済頓挫で、円が急騰、90円を突破

12日の東京外国為替市場で円相場が1ドル=90円を突破し、1995年8月2日以来、13年4カ月ぶりの88円台前半をつけた。米自動車大手の救済法案を巡る議会の調整が難航。米自動車大手の経営破綻の可能性が高まったとの見方から、米景気の先行き不安が強まり、ドル売りが膨らんだ。

 ビッグスリーの救済法案が成立しなかったことで、マーケットが荒れる。東京株式相場は大幅安。で、それよりも、すごかったのが為替。1ドル90円を突破、あっという間に88円台まで行ってしまった。ソニーが1万6000人のリストラを発表したばかりだが、電機、自動車など輸出産業は為替の直撃を受けてしまうなあ。