YouTubeが、映画のレンタル配信事業に参入

米グーグル傘下でインターネット動画共有最大手のユーチューブは20日、映画のレンタル配信事業への参入を表明した。第1弾として、22日から31日までの期間限定で独立系映画5本を米ネット利用者向けに有料で配信する。今後も映画制作者らの参加を募る予定で、動画配信市場の拡大につなげる。レンタル料金や期間などは作品の権利者が自由に設定でき、グーグルのネット決済サービスを使って視聴者に料金を課金する。ユーチューブはこれまで動画にネット広告を掲載し、権利者と広告収入を分け合ってきた。レンタル配信を加えることで、コンテンツ各社の収益機会を広げて動画配信数の拡充を図る。

 iPhoneに対抗するNexus Oneの投入とか、このところアップル vs グーグル戦争の様相を呈してきたが、今度は映像事業での対決。iTunesYouTubeということになるのか。YouTubeからみると、フリーミアム戦略という感じもするが。あれだけのベースの上で、1%でも、オカネを払って見る人が出れば、ビジネスとして成立することになってしまうけど。