尖閣・中国漁船衝突映像流出事件、神戸海上保安庁職員が投稿を告白

尖閣諸島沖の中国漁船衝突を巡る映像流出事件で、神戸海上保安部(神戸市)所属の巡視艇「うらなみ」の主任航海士が、同船の船長に対し、「問題の映像は自分がインターネット上に投稿した」という趣旨の説明をしていることが10日、わかった。警視庁や東京地検は、この主任航海士が流出に関与した可能性があると見ており、警視庁が国家公務員法守秘義務)違反の疑いで取り調べを始めた。一方、警視庁は9日夜から10日未明にかけて、動画投稿サイト「ユーチューブ」に映像が送信されたとみられる神戸市中央区の漫画喫茶を捜索し、防犯カメラ映像やパソコンの通信記録などを押収した。第5管区海上保安本部や神戸海保はこの漫画喫茶から約1キロの距離にある。

 事件は急転直下の解決へ。やはり海上保安庁からの流出。ただし、石垣でも第11管区(沖縄・那覇)でもなく、第5管区の神戸。どこから、どう流れて、という話はこれから出てくるんだろうな。動機は「正義」という話になってしまうのだろうか。40代の人かあ。この世代、上と下に挟まれ、さらに自分の組織内での将来も見え始め、不満が鬱積する年頃でもあり、「正義」を主張したとしても、背景には、いろいろとあるのだろうか。