ウィキリークスのアサンジ氏、保釈が決まったが、なお拘束中。保釈金の支援者にマイケル・ムーア

政府等の内部文書を公開する民間サイト「ウィキリークス」の創設者で、英当局に性犯罪容疑で逮捕されたジュリアン・アサンジ容疑者(39)は14日、裁判所から保釈を認められたものの、検察側が直ちに抗告したことから依然身柄の拘束が続いている。ロンドンの治安裁判所は、保釈金20万ポンド(約2650万円)のほか、居場所を把握するための電子機器を身に着けて毎日警察に出頭するなどの厳しい条件付きでアサンジ容疑者の保釈を認める決定を下した。しかし、スウェーデン司法当局の代理を務める検察側がこれを不服として高等法院に抗告し、この日の保釈は実現しなかった。

 英国の裁判所はウィキリークスのアサンジに保釈決定。映画「ディスタービア」のシャイア・ラブーフのように電子機器(電子足輪?)の装着が義務付けられるのだ。とはいっても、検察側が即時抗告して、まだ拘束中。各国の情報機関を敵に回し、外に出たほうが怖そうな気もするけど...。で、この保釈金、いくつかの報道によると、「保釈金は映画監督ら英国の著名人が負担した」という。で、英国人ではない米国人の映画監督、マイケル・ムーアが自分のサイトで保釈金を支援したことを明らかにしている。タイトルは「Why I'm Posting Bail Money for Julian Assange」で、こんな具合に始まる。

Yesterday, in the Westminster Magistrates Court in London, the lawyers for WikiLeaks co-founder Julian Assange presented to the judge a document from me stating that I have put up $20,000 of my own money to help bail Mr. Assange out of jail.

 2万ドルはムーアが出したことになる。ムーアは自分のサイトでウィキリークスへの支援を訴えている。これまでのムーアの作品を見ても、思想的に近いかもしれないな。
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