米国人は「上から目線」で「曖昧」な言葉を聞くと、いちばんイライラする?

米マリスト大学の調査で、米国人が最もイライラする英語表現は、2年連続で「whatever」(どうでもいい)だったことが分かった。調査に回答した1020人の米国人のうち、約39%が不快な言葉に「whatever」を挙げ、28%は「like」(という感じ)、15%は「you know what I mean」(分かるでしょ)を選んだ。(中略)そのほか、「to tell you the truth」(実を言うと)や「actually」(実は)も、多くの人から最も不快な表現に挙げられた。

 米国人がイライラする言葉。「Whatever」といわれると、見下されているような感じがするらしい。次にあげられた「という感じ」とか「わかるでしょ」は日本人がよく使う感じがするな、わかるでしょ。という言い方をすると、イライラさせてしまうわけか。これは逃げ口上を残した曖昧な表現だからな。結局のところ、はっきり言えよ、はっきり、というのが米国流で、上から目線、曖昧、責任回避、思わせぶりは神経に障るんだな。実をいうと、嫌う言葉にも文化が表れるという感じがする。わかるでしょ。どうでもいいことだけど。
反省しないアメリカ人をあつかう方法 増補改訂版 アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks) アメリカ人とつきあうマナーブック