グーグル、創業者のラリー・ペイジがCEOに。シュミットは会長専念

インターネット検索最大手の米グーグルは20日、共同創業者で製品部門担当社長を務めるラリー・ページ氏(37)が4月4日付で最高経営責任者(CEO)に昇格すると発表した。エリック・シュミット会長兼CEO(55)は会長に専念する。もうひとりの共同創業者であるセルゲイ・ブリン技術部門担当社長(37)は新製品の開発などに従事する。

 会長専念とはいうが、シュミットが外れ、ページとセルゲイ・ブリンの創業者コンビで、もう一度、エンジンを吹かすということだろうか。フェイスブック対策を本格化するのか。ペイジ(37歳)、ブリン(37歳)の30代コンビと20代のマーク・ザッカーバーグ(26歳)の2010年代のネット覇権をかけた戦いが本格化するのだろうか。
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