アップルのスティーブ・ジョブズCEOが退任。ついに、その日がやってきた

米電子機器大手アップルは24日、スティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)がCEOを辞任し、会長に退いたと発表した。後任CEOにはティム・クック最高執行責任者(COO)が就いた。ジョブズ氏は今年1月から病気療養に入っていた。

 スティーブ・ジョブズがアップルのCEOを退任。会長にはとどまるし、既に実務はティム・クックに引き継いでいたのだろうから、実態はそれほど変わらないのかもしれない。しかし、それでも、ひとつの時代の終焉だなあ。アップルは天才創業者の時代から、うまく組織的なエクセレントカンパニーに着地できるのか。ソニーは、井深、盛田の創業者時代から経営者が変わるごとにイノベーションの力が失われていった感じがする。いまはフツーの家電会社。これからもアップルの挑戦が続くのだなあ。しかし、ジョブズが第一線を退くというのは、パソコンの時代が終わったことを実感させるなあ。

スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション

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