これからは「計画停電」が、夏と冬の季語になるのだろうか

東京電力は1日、エリアごとに順番で電力供給を停止する計画停電輪番停電)について、週末の2日、3日と、週明け4日は見送ると発表した。節電効果などにより、現在の電力供給力で需要がまかなえると判断した。

 節電効果もあるかもしれないけど、要するに、暖房を使わないような陽気だと、電力受給はとりあえず大丈夫ということか。今後は、計画停電の声を聞くと、夏だなあと思い、「見送りです」といわれると、秋が来たなあ、と感じる。そして、再び計画停電が始まると、冬だねえ、といい、春の声とともに「見送り」といわれる。計画停電は、そうした季節感をもった言葉になるのかなあ。冬と夏の新たな季語か。でも、東電管内だけの話かもしれないけど。

美しい日本の季語―365日で味わう

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