熊坂仁美『Facebookをビジネスに使う本』
- 作者: 熊坂仁美
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/11/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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読んでいて、Facebookのパワーの源は「いいね!」(Like!)なんだな、と思う。最も簡単なコミュニケーションツール。情報発信の敷居が高い順でいうと、「ブログ」「ツイッター」「ソーシャルブックマーク(はてブなど)」そして「いいね!」なんだろう。企業にとって消費者とのコミュニケーションを増やし、絆を強めるのは課題なのだが、その消費者の反応を知る最も簡単な仕組みが、この「いいね!」なんだな。いまの企業の場合、ホームページも、ブログも、ツイッターも、メールも、YouTubeも必須なんだろうが、中でもFacebookはコストの安さと、反応の取りやすさが魅力なんだろうな。「いいね!」から広がっていくほうが、スパム扱いされることも少ないだろうし。
目次で内容を見ると、以下のような具合...
PART1
フェイスブックとは何か、どんな使い方をするのか?
PART2
5年で年商を15倍にした会社はフェイスブックをどう使っているのか
PART3
15社の事例に学ぼう! フェイスブックのすごい活用法
PART4
ファン4000人を集めてわかった「ファンページ運営のコツ」
PART5
いよいよ開始! ファンページ作成の7つのステップ
PART6
お金をかけずにファンを増やす! 三つの賢い方法
PART7
フェイスブックでビジネス拡大を狙うなら「ターゲティング広告」を活用する
PART8
フェイスブックをホームページのようにカスタマイズする方法
実例が豊富なところが、この本の魅力。ターゲティング広告がかなり細かく設定できることがわかる。Facebookの場合、SNSなので、ユーザーは自分の情報をかなり細かく入力していることが多い。それがターゲティング広告にも効いてくる。GoogleがFacebookを脅威と感じるのがよくわかる。