不況で、人間は節約しても、ペットの支出は節約しない?

米国では経済的な苦境を背景に割引クーポンを活用したり、新居の購入を延期して節約に励む人の姿も目立つ一方、ペットに対する支出は増加傾向にあるという。非営利団体アメリカン・ペット・プロダクツ・アソシエーションAPPA)の調査で明らかになった。▼それによると、ペット飼い主の2─5%が、昨年はペット関連の支出を増やしたと回答。また、犬を飼っている人の16%、猫を飼っている人の13%が、ペットの治療を自分の治療よりも優先すると答えた。

 先週の「アメトーーク」は「小型犬は家族だ芸人」で、ペットについて熱く語っていたが、米国の調査によると、ペットを飼っている人が苦境に陥ったときでも、自分は節約しても、ペットの支出は落とさないらしい。子ども以上なんだなあ。自分の治療よりもペットの治療を優先する人までいる。すごいなあ。日本経済もこれから大変そうだけど、ペットフーズの会社だけは安定しているんだろうか。

ペットビジネスハンドブック〈2010年版〉

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