統一地方選、第2ラウンドも民主党は敗北

24日投開票の73市長選と13区長選では、津、大分両県庁所在市など8市区長選で民主党自民党が事実上対決する構図となった。このうち、翌日開票の江東区を除く7市区長選で、民主党は2勝3敗2分けに終わり、市議選でも当選率は約8割にとどまる。統一選前半戦の知事選、政令市長選に続く厳しい結果となった。▼対決型は、津、大分、千葉県習志野静岡県富士宮の4市と、台東、世田谷、渋谷、江東の4区。民主党は、津、大分両市で実質的に支援する候補が自民党推薦の候補を破ったが、自民党が3人に推薦を出す異例の分裂選挙となった習志野市長選では、民主・国民新両党が推薦した布施健太郎氏(39)が、自民・公明推薦の宮本泰介氏(38)に敗退。富士宮市、渋谷区でも推薦の新人が自民党系の候補に敗れた。

 民主党の退潮が続く。東日本大震災福島原発事故をめぐる混乱が隊長に拍車をかけているのか。一方で、減税日本の勢いも一時ほどではないから、新党ならば、そちらへ流れるというわけでもない。自民党が復調したと言えるかどうかも微妙だし、無党派層の票が彷徨っている感じがする。
★菅降ろし、自民攻勢 2次補正焦点に (毎日新聞) - Yahoo!ニュース => http://bit.ly/glziwG
★【参院決算委】「震災対応やるべきことやっている」首相が統一選敗因に抗弁 - MSN産経ニュース => http://bit.ly/i1R16R
減税日本 河村流、広がらず 3市長選も全敗 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース => http://bit.ly/gEONVV

民意の主役 無党派層の研究

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