ウィンブルドン2回戦、クルム伊達はビーナス・ウィリアムスに惜敗

女子シングルスの初戦で15年ぶりの勝利を挙げた40歳のクルム伊達公子エステティックTBC)は、2回戦で過去5度優勝のビナス・ウィリアムズ(米国)と対戦し、3時間近い熱戦の末、7-6、3-6、6-8で敗れた。

 2回戦の相手がビーナス・ウィリアムズと知って、これはもうダメかと思ったが、WOWOWをつけて、びっくりした。ちょうど第1セットが終わったところだったのだが、タイブレークの末に伊達が第1セットをとっている。第2セットも期待してみていたら、ここはビーナスに奪われ、第3セットも0−2と先行され、ここまでかと思ったところ、2−2に追いつく。ここからは両者譲らず。最後の最後で、ひょっとしたら伊達が勝つかと思う場面もあったのだが、ビーナスにしのがれ、最後は力尽きた。
 観客もフルセットの激闘に総立ちで拍手を送っていた。いい試合でした。でも、勝つチャンスはあっただけに、伊達も悔しいだろうなあ。ビーナス・ウィリアムズのクラスだと、ひとつのミスも許されないだけに、きつい試合になるなあ。でも、すごい試合で、伊達も充実していた。

CHALLENGE!!

CHALLENGE!!