またもイグ・ノーベル賞に日本人。今度は「わさび火災警報装置」

ユーモアがあり、かつ意義深い科学的研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が29日に行われ、わさびのにおいを使って火災を知らせる「わさび火災警報装置」を開発した今井真滋賀医科大講師(49)、田島幸信・香りマーケティング協会理事長(57)ら日本人7人が「化学賞」を共同受賞した。わさび警報装置は、火災発生時にわさびのにおいがする気体を噴射し、眠っている人を起こす仕組みだという。

 イグ・ノーベル賞の分野では、日本の活躍が目立つ。今度は、わさび火災警報装置の開発。つーん、と来たら、火事のサインということらしい。耳の不自由な人は特に助かる。しかし、いろいろと、よく考える。で、この装置、既に販売されているのかどうかと思ったら、楽天に、こんなものがあった。
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 「ニオイで火災をお知らせ! わさび臭が目覚めを助けます」というのが売りだから、これが、その技術で生まれた装置なのだろう。商品名は「わさび警報器」ではなくて、「臭気発生装置」とタイトルされていた。これからは「わさび警報器」と言ったほうが、わかりやすい気がするけど。臭気発生では、ちょっと不潔な臭いがしてくるのではないか思ってしまう。
楽天で検索すると => rakuten:臭気発生装置