ボクシング・スーパーフライ級、王者テーバリッドが亀田大毅に判定勝ち

WBA世界フライ級王者のWBA世界スーパーフライ級1位亀田大毅(22=亀田)は素直に完敗を認めた。序盤は打ち合い、中盤以降は逃げ切る同級王者テーパリット・ゴーキャットジム(23=タイ)を捕まえ切れなかった展開。0-3の判定負けとなった大毅は「あんな感じじゃないですか。やっぱり実力じゃないかな。相手はまとまった良い選手やった」と淡々と振り返っていた。

亀田大毅の ゼロから出直しや! ~空白の1年間~ たまたまテレビをつけたら、8ラウンド。そのまま最後まで見るが、試合の結果は両者の顔を見れば一目瞭然、チャンピオンの勝利。亀田大毅は血だらけで、目も腫れ上がっていた。それでも、判定がどうなるか、わからないと思わせるところが、亀田戦の凄さ。試合が終わると、亀田陣営も「勝ちや、勝ちや」と叫んでいるし、解説者もどこか煮え切らないし、政治的な結末があるかもしれないと思って、はらはら、どきどきして見てしまう。このまま亀田大毅が勝ったら、「オリンパス亀田」とか、リングネームをつけたほうがいいんだろうな(粉飾された業績ということで...)、などと思ってみていたら、常識通り、3−0の判定でタイ人のチャンピオンの勝利だった。良かった、良かった。いまの日本でも正しいことが行なわることがあるのだと安心して、チャンネルを切り替えた。亀田大毅さんは、さらに鍛錬して、再挑戦するのかな。
時事ドットコム:亀田興、3度目の防衛=亀田大は2階級制覇ならず−WBAダブル世界戦 => http://bit.ly/sY1NkT

疑惑のリング―亀田家の成功と失敗

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