重慶で謎の死を遂げた英国人は英情報会社のコンサルタント。薄熙来氏解任スキャンダルに関連?

中国で英国人ビジネスマンのニール・ヘイウッド氏が昨年11月死亡したことについて、これが共産党重慶市委員会書記の薄熙来氏解任に至った一大政治スキャンダルと関連しているのではないかとの疑惑が浮上しているが、ヘイウッド氏は英国戦略情報会社に対する定期的なコンサルタントをしていた。同社スポークスマンが26日明らかにした。この戦略情報会社は英政府秘密情報機関である対外情報部(MI6)の元工作員が創立したハクルート・アンド・カンパニー(Hakluyt & Co)。

 ミステリーだなあ。共産党重慶市委員会書記だった薄熙来氏の解任も、権力移行期にある中国政権の内部抗争かと注目されているが、さらに、これに英国人ビジネスマンの謎の死が絡まり合ってきた。しかも、そのビジネスマンがMI6も元工作員の戦略情報会社にコンサルティングしていたなどというと、ミッション・インポッシブルか、と言いたくなってくる。重慶スキャンダル、薄熙来氏の側近といわれた王立軍氏が四川省成都市の米総領事館に保護を求めたことが発端で、簿氏の夫人の不正に関する噂も囁かれている。そんなこんな重慶スキャンダルに女王陛下の情報部員のような感じの人まで登場し、ますます謎が謎を呼ぶ展開になっている。
★China urged to probe British man’s death - FT.com => http://on.ft.com/H8pwLB

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 ※ クライマックスの見せ場は中国でした。重慶じゃないけど