iPhoneで映画をつくる映画作家も出てきたのだなあ
iPhone 4Sをいじっていると、写真も動画も簡単に記録できるし、いろいろなことができそうな気がしてくる。実際、既にプロの作家がiPhoneを使って撮った映画が登場してきている。例えば、先日、WOWOWで放映されいてた韓国のパク・チャヌク監督の「ナイト・フィッシング」。
★ナイト・フィッシング|映画|WOWOWオンライン => http://bit.ly/GNm7Qp
★パク・チャヌク - Wikipedia => http://bit.ly/H89Mct
これなどは実験的な作品だが、さらに、iPhoneでつくること自体に意味を込めた作品が、イランのジャファール・パナヒ監督の「This is Not A Film(これは映画ではない)」。イランの保守派による弾圧の下、映画の製作を禁止されたパナヒが、これは「Film」ではないと、iPhoneとDVDカメラを使って映像作品を創っている。ここでは、iPhoneが抵抗のシンボルのようにもなっているし、自由な心を失わなければ、作品を創造できることを証明したような話。
★「This Is Not A Film」公式サイト(英語) => http://bit.ly/HCtMB1
★【FILMeX_2011】「これは映画ではない」それでも映画を作りたい!〜イラン映画界の不幸な現実〜映画と。 => http://bit.ly/HCK4tJ
★ジャファール・パナヒ - Wikipedia => http://bit.ly/H89JNN
こうして見ると、大切なのはアイデアであり、どれだけ語りたいこと、表現したいことを持っているのかだなあ。iPhoneに限らず、手近にあるお手頃価格のデジタル機器で映像作品を創ることができる時代なのだな。「中東の春」にしても、シリアにしても各国が隠蔽したことを公にしたのはケータイの映像だったりしているからなあ。
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