飯田真弓『税務署は見ている』
- 作者: 飯田真弓
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2013/11/22
- メディア: Kindle版
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私の経験からすれば、元奥さん、元愛人などには、経営者が思っている以上にきちんとした対応をしないと、特に恨みを買うことが多いように思います。
やっぱり経営者は人間力だなあ。従業員の様子を見ていると、その会社がオカネにしっかりしているのかどうなのか、経営者だけがオカネを懐に入れているんじゃないか、ということも見えてくるという。
で、目次で内容をみますと...
少し長いプロローグ−−税務署は何をしているのか
第0章 税務署の内部では、何をやっているのか
第1章 調査案件はこうして選ばれる
第2章 税務署は突然やってくる?
第3章 調査官はランチ中も見ている
第4章 「お土産」を口にする税理士は危ない
第5章 税務署は何のためにあるのか
第4章の「お土産」とは、税務調査に入られるときは、多少、税金を追加で払うような案件を用意しておかないと、税務署は引き上げないという経理の人たちから、よく聞く話。筆者は、これは都市伝説の類だという。税務調査に入ったからといって、すべてから追徴するわけではないという。そうなんだ。
しかし、知らない世界の話というのは面白い。秘密の世界を知るみたいで。