週刊紙襲撃事件があったフランスで、今度はテロリストが人質籠城事件

フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブドの本社が銃撃され編集者ら12人が死亡した事件で仏内務省は9日、同セーヌエマルヌ県ダマルタンアンゴエルの工場団地にある建物に逃走中の容疑者2人が少なくとも1人の人質を取って立てこもり、捜査当局が包囲していることを明らかにした。

 なぜかフランスでテロの連鎖。先日、風刺週刊紙の編集部が襲撃され、12人が殺されたが、今度は別のテロリストが人質をとって籠城している。最初は週刊紙襲撃犯が追跡、包囲されているのではないかという情報も流れたが、全く別の犯人。CNNやBBCが現地からライブ中継を続けている。フランスで何が起きているのだろう。
【追記と訂正】
 その後の顛末...

フランスで発生した2件の立てこもり事件で、フランス警察当局は9日、2カ所の現場でほぼ同時に強行突入を行い、風刺週刊紙本社襲撃事件の容疑者2人と女性警官殺害事件の容疑者1人が死亡した。拘束されていた人質のうち4人の死亡が確認され、残りの人質は救出された。女性警官殺害事件の容疑者の女は現在も逃走中で、警察が行方を追っている。

 立てこもり事件は2つあった。2つのニュースを混同してしまっていた。警官が追跡した週刊紙襲撃犯が立てこもった事件と別のテロリストが食料品店で人質をとって立てこもっている事件の2つがあった。上の記事に関するコメントは両者を混同して書いてしまった。記事は前者だが、コメントは後者。犠牲になった人質は食料品店のほう。